2019-02-01 短文001 写真 短文 太陽が まるで色と温度を奪いながら空の向こうに蕩け落ちていくようだった。 世界が色褪せていき、カサカサと音を立てて乾いていく。 あの木を彩る色あざやかさはつい昨日のことのようだと思ったのに。 温もりと彩りは、まだ遠い。