「今」から始めればいいじゃない

趣味物書きによる「表現」に関するあれこれ

まさかそんな…!キャラクター作りと就活の共通点

最近私は思い至ってストーリー作りについての入門書を読みました。

その本を読んでいて私はあることに気がつき「おや?」と思ったものです。

何に気づいたのかといえば

 

キャラクター作りって、就活の時にする自己分析に似てない?

 

ということです。

 

どういうことかというと、物語のキャラクター、その個性は

  • 欲求(動機)
  • 能力
  • 価値観

で作られていて、これによって彼もしくは彼女の言動が決まってくるそうです。

つまり、この要素をしっかり考えて設定することが、魅力があって個を確立したキャラクターを作るポイントということ。

 

さて、基本的に就職活動にせよ転職活動にせよ、必ず自分自身や経験の棚卸しをするわけですが、その際重要になってくるのは

  • 興味
  • 経験
  • 能力
  • 価値観

なんですね。

ほら、なんか似てませんか?

 

  • 私はどんなことに興味を持っているのか。
    これから何をしていきたいのか。
  • 私はどんな経験をしてきたのか。
  • 私はどんなことができるのか。
  • 私はどういうことに価値観を置いていて、何を重んじ、何を許せないと思っているのか。

 

これらの主語を入れ替えて回答すると、キャラクターの骨格になります。

逆にいうと、しっかりとしたキャラクターを作れる人って、自己分析もできるはずなんですよね。

尤も、自分と向き合うことと、自分が作る架空のキャラというベクトルの違いがあり、その両者の間の差は確かにあるのですけれども…それはともかく。

 

ということは、ちゃんとキャラクターを作りたかったら、自己分析するようにその子のキャラクター分析をして、履歴書やエントリーシートを作ってあげたら割と細部までしっかりしたものを作ってあげられるのではないでしょうか。

その子になりきって、その物語の役の座をかけたエントリーシートを書く。

そして書き手としてそのエントリーシートを見ながら採用するか否か、採用するなら最終的にどのポジションにどう配置するかを考える…なんて、本気で就活じみてた気がします。

場合によっては某国の王様候補にエントリーするキャラクターのエントリーシートを作って、王様に採用するなんてこともできるわけですから、割と面白いような気がします。

王様採用試験なんて、普通はできませんからね。

作家業の醍醐味です。

作家業とは、ストーリーのアウトラインという経営方針に従ってキャラクターを採用し、配置して働かせる、経営者に近いものがあるのかもしれません。

 

 

履歴書やエントリーシートほどではなくても、キャラクターを作る際、最低限骨格として

  • 欲求(動機)
  • 能力
  • 価値観

は箇条書きでも、一行だけでも、作ってメモしておけばブレにくくなると思います。

物語上の経験を経ての変化や成長によるものではない、「そのキャラクターがするはずがない言動」をさせずに済むようになります。

是非お試しあれ。

 

そうじゃなくても設定詰めるのって楽しいと思う私は紛う方なき設定厨。

無意識にやっていたことが、割と理に適っていたようで納得ができました。

尤も、設定大好き設定厨には陥りがちな「設定倒れ」という別の問題があったりいたしますが…それもまた別の話。

 

 

以上、キャラ作成は就活に似ているということと、キャラクターを作るときは 

  • 欲求(動機)
  • 能力
  • 価値観

を押さえて、楽しく創作しましょうね、というお話でした。